エイブル・アートin福岡2005「もうひとつのみえかた」
2005年８月４日（木）〜10月２日（日）
ギャラリーアートリエ（博多リバレイン地下２階）
今年、2005年1月に京都のギャラリーはねうさぎでの個展で発表した『なにかがやってくる』をアートリエのガラスケースの中に閉じこめました。
これは、14枚のパネルをサークル状に組み合わせたものです。
ぼく自身は、なにを描こうということではなくて、好きなかたちを1枚1枚繋げていく連画のようなおもしろさを感じながら作りました。
抽象的なかたちを繋げていったわけです。
壁面に展示して、見てくれた人の感想を聞くと、熱帯魚、マンボウというのが圧倒的でした。
泳いでいるように見えるらしいということがわかったので、今回、マンボウはアートリエの水槽の中に入れることにしました。
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ガラス（水槽）の向こう側に入った『なにかがやってくる』写真
はねうさぎにて制作した作品
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ぼくは、この水槽の中のマンボウとコラボレーションするつもりで描き始めたのです。
公開制作を始めたのは、9月4日午前10時30分ぐらいからでした。
約6時間、どうなったでしょう。 |
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黒いパネルにライトグレーで渦巻きを描いて、サークル状に組み合わせたパネルの中心に配置しました。
後は、ガラスの外からの作業になるので、要所要所にマスキングテープで印を付けてもらい、中の作品との関係を頭の中で思い浮かべながら、ラインテープを貼っていきました。 |
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ライトブルーで水の流れ、真ん中からなにかが飛び出してくるようなエネルギー、そして紫色であぶくを描きました。
さて、マンボウは泳ぎ始めましたか？
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水槽（ガラス）の中に入って作品を手で鑑賞する人たち |
